富士住建で理想の注文住宅を建てるには、最初のステップである構造・工法の選択が非常に重要です。
この記事では、富士住建が提供する4つの構造・工法、つまり「木造軸組工法」と「ツーバイフォー工法」のそれぞれの具体的な特徴、メリット・デメリットを徹底的に比較解説します。
これにより、専門用語に惑わされることなく、あなたの家族のライフスタイルや将来設計に最も合う工法を自信を持って選ぶことができます。

富士住建の構造・工法って専門的でよくわからないけど、結局どれを選べば後悔しない家になるの?

私も以前、同じ悩みを抱えましたが、適切な知識で最適な選択ができました
富士住建の家づくり、後悔しない「構造・工法」選び
富士住建では「構造・工法」を4種類から選ぶことができますが、この選択は人生のターニングポイントになりえます。
なぜなら、「構造・工法」によって
- 間取り
- 耐久性
- 耐震性
- 気密性
- リフォームのしやすさ
などが変わるためです。
一度決めてしまうと変更が難しく、将来にわたって影響を及ぼします。
長く住むことになるマイホームの間取りが変わったり、耐震性・耐久性、気密性、リフォームのしやすさなどが変わるということは、今後の人生が大きく変わる可能性があるということです。
なぜ「構造・工法」によってこれらのことが変わるのかという点についてこの後紹介していきます。
富士住建の選べる構造・工法の4種類
それぞれの構造・工法の違いについては富士住建の公式の以下のページがわかりやすいです。

檜4寸構造(木造軸組工法)
本物の無垢材が叶える自然素材の魅力に包まれる暮らしを実現する、檜4寸構造(木造軸組工法)です。


樹齢60年の4寸紀州檜を使用した、伝統的な構造躯体と最新技術の融合。
通常3.5寸(10.5cm角)の柱と土台が4寸(12cm角)になります。
坪単価プラス1万円程度の追加費用が必要になります。

無垢の檜材は魅力的ですが、実際のところ、どれくらい丈夫なのでしょうか?

高い強度と耐久性に加えて、調湿効果など自然素材ならではの快適性も期待できます。
この構造は、伝統的な木の家を好む人や、自然素材の温もりと快適性を重視する人に適しています。
J-WOOD構造(木造軸組工法)
最先端技術が創る安定品質と強固な耐久性を誇る、J-WOOD構造(木造軸組工法)です。

自然を守る循環型森林経営によるニュージーランド産のラジアーターパインを使ったLVL材(構造用積層材)と堅結金物を使い、木造軸組工法で建てる工法です。
※J-WOOD構造(木造軸組工法)より
ウッドワンが開発した構造・工法です。
標準仕様として追加費用無しで採用できます。
檜集成構造(木造軸組工法)
高品質な国産檜が伝統と進化の融合を叶える、檜集成構造(木造軸組工法)です。
檜集成構造は、JAS認定の国産檜集成材を土台・柱・梁のすべてに使用した木造軸組工法です。
日本の気候に適した国産檜集成材は、工場で徹底した品質管理のもと製造され、JAS認定製品として強度、耐久性、耐水性、耐蟻性など、安定した高い性能が保証されています。

オール檜集成材でつくる日本の気候に適した構造材
標準仕様として追加費用無しで採用できます。

集成材と聞くと強度が心配ですが、無垢材と比較してどうなのでしょうか?

集成材は品質が均一で強度が高く、JAS認定を受けているため、無垢材と同等かそれ以上の性能を持つ場合もあります。
この構造は、高品質で安定した強度、耐久性、耐水性、耐蟻性を求める人に適しています。
Fパネル構造(ツーバイフォー工法)
想像を超える強度と快適性を提供する、Fパネル構造(ツーバイフォー工法)です。

2×4でありながら2×6以上※の強度をもつ最強のFパネル構造
ツーバイフォー工法は北米で生まれた建築工法で、「枠組壁工法」とも呼ばれています。
標準仕様として追加費用無しで採用できます。
「木造軸組工法」か「ツーバイフォー工法」か?メリット・デメリットを整理
まずは「木造軸組工法(檜4寸構造、J-wood構造、檜集成構造)」か「ツーバイフォー工法(Fパネル構造)」にするかで大きな違いがあります。
以下は一般的な木造軸組工法とツーバイフォー工法の特徴の比較になります。
項目 | ツーバイフォー工法 | 木造軸組工法 |
---|---|---|
構造 | 面で支える(モノコック構造) | 線(柱と梁)で支える |
耐震性 | 高めやすい | 間取り次第 |
間取りの自由度 | 低い | 高い |
リフォーム | しにくい | しやすい |
工期 | 短い | 長い |
品質 | 安定しやすい | 職人の腕に左右される |
気密 | 高めやすい | 施工精度次第 |
間取りの自由度
間取りの自由度とは、注文住宅において、壁や柱の位置に制約を受けずに、自由に空間を設計できるかどうかの度合いです。
木造軸組工法は、柱と梁で構造が成り立っているため、壁の配置に制約が少なく、自由な間取りを実現しやすくなっています。
一方で、ツーバイフォー工法は、壁で建物を支える構造になっているため、大きな窓や広い吹き抜けの設置、壁を無くすといった間取りの自由度が少ない傾向があります。

リビングを広々と使いたいのですが、どちらの工法が叶えてくれるでしょうか?

大空間を希望するなら木造軸組工法が適しています
理想の間取りを実現するには、木造軸組工法の高い自由度が強みです
リフォームのしやすさ
リフォームのしやすさとは、家を建てた後、家族構成の変化やライフスタイルの変化に合わせて、壁の位置変更や間取りの改変ができるかどうかの度合いです。
ツーバイフォー工法は面(壁)で支えるモノコック構造のため、壁を取るということが難しいため、大規模なリフォームがしにくいと一般的に言われています。
一方で、木造軸組工法は日本で、古くから建築に使われている工法でリフォームができる担い手が多いという点と、構造上、壁を抜きやすいという点からリフォームがしやすいと言われています。

将来、子供が独立したら部屋を広く使いたいのですが、リフォームは簡単にできますか?

木造軸組工法は将来の間取り変更に対応しやすい工法です
長い目で見た家の使い勝手を考えると、木造軸組工法の柔軟性は大きなメリットです。
火災保険料(耐火性能)
ツーバイフォー工法(Fパネル構造)は耐火性能が高く、火災保険の費用が軽減されるケースもあります。
壁内・天井裏を構造材で細かく張り詰めたうえ、炎の進行を阻止し、空気の流れを遮断する、ファイヤーストップ構造を採用しています。耐火性が上がるため、火災保険の費用が軽減されるケースもあります。

少しでもランニングコストは抑えたいので、火災保険料の違いは気になります

火災保険料を重視するならツーバイフォー工法が有利になります
長期的な視点で住宅の維持費を考えるならば、ツーバイフォー工法の火災保険料の優遇は魅力的な点です。
気密性
気密性とは、建物の隙間がどれだけ少ないかを示す性能です。
木造軸組工法は柱や梁を組み合わせて建物を建てるため、隙間が生じやすい傾向があります。
高気密住宅にするには、専門的な施工技術と、気密シートや気密テープによる丁寧な処理が不可欠です。

エアコンの効きが良く、夏も冬も快適な家が欲しいのですが、気密性はどちらが高いですか?

一般的に、高い気密性を確保しやすいのはツーバイフォー工法です
快適な室内環境と省エネ性を重視するなら、高い気密性を実現しやすいツーバイフォー工法が有利な選択肢になります。
ただし、あくまでも一般的にツーバイフォー工法の場合は気密性が上がりやすいというだけで、ツーバイフォー工法を選べば、自然に高気密になるというわけではないと思います。
耐震性
耐震性とは、地震の揺れに対して建物がどれだけ耐えられるかを示す性能です。
富士住建は標準で耐震等級3なので、その点はどの工法であっても耐震等級は変わりません。
ただし、木造軸組工法(檜4寸構造、J-wood構造、檜集成構造)では、間取りの自由度がある反面、様々な要望を詰め込みすぎた結果、耐震の補強が必要になり、追加費用がかかるということが起きる可能性があります。
もちろん、ツーバイフォー工法(Fパネル構造)だとそういうことは起きないのかというと、決してそうではないのだと思います。ただ、ツーバイフォーの制約がある以上、そのルールに従うと、両者を比べた場合、耐震性が高くなる傾向があるといえるでしょう。

大きな地震が来ても家族が安心して過ごせる、より頑丈な家を建てたいです

どちらの工法でも高い耐震性は実現できますが、構造的な特徴が異なります
富士住建では、工法に関わらず高い耐震性を目指せますが、それぞれの構造的な特性を理解することが重要です。
木造軸組工法(檜4寸構造)のメリット・デメリット
ここでは我が家で採用した木造軸組工法(檜4寸構造)のメリット・デメリットについて紹介します。
私自身は、メリット・デメリット云々というよりは、なにか安心感がある、愛着が持てるというような感覚での採用になりました。
同じ木造軸組工法でも、4寸(檜4寸構造)と3.5寸(J-wood構造、檜集成構造)には違いがあります。
木造軸組工法(檜4寸構造)については以下の記事でも詳しく解説しています。
丈夫な家になる
通常3.5寸(10.5cm角)の柱と土台が4寸(12cm角)になる檜4寸構造は、柱や土台が太い分、一般的に丈夫な家になると言われています。
少し狭くなる
通常3.5寸(約10.5cm角)の柱が4寸(約12cm角)となるので、部屋の内寸や、開口寸法がその分狭くなります。
防蟻効果がある
檜の心材(樹木の中心部に近い部分の木材)には防蟻効果(シロアリを寄せ付けにくい)があります。
J-wood構造と檜集成構造の違いは?
同じ木造軸組工法のJ-wood構造と檜集成構造はどのような違いがあるのでしょうか。
大きな違いは、
- J-wood構造はニュージーランド産のラジアーターパインの集成材を使っている金物工法
- 檜集成構造は国産の檜の集成材を使っているより伝統的な木造軸組工法
ということです。
集成材とは、複数の板を接着剤等で結合させた人工の木材です。一本の木からなる無垢材と比べると、品質が安定しやすいという特徴があります。
木質総合建材メーカーWOODONEが開発した金物工法を選ぶか、国産の檜にこだわるのかという選び方になると思います。メリット・デメリットというよりほぼ好みの問題になってきそうです。
強いていうのであれば、シロアリ被害のリスクが高い土地に建築する場合は、素材そのものに備わっている防蟻性がある檜集成構造にやや分がありそうといった感じです。もちろん、どちらの構造であっても、防腐・防蟻処理剤が施されます。
檜のチカラ
高い耐久性(抗菌性)…シロアリや木材腐朽菌に対する耐久性に優れています。
※檜集成構造より
気になる方は、よりそれぞれの構造に詳しい富士住建の営業担当に違いを確認してみると良いでしょう。
おすすめの富士住建の構造・工法の選び方
個人的におすすめの富士住建の構造・工法の選び方についてパターン別に紹介します。
土地に余裕があり、周辺環境も良い人
ツーバイフォー工法(Fパネル構造)がおすすめ
土地の広さに十分に余裕があり、また、住宅が密集しておらず、視線の抜けや窓の位置になどをあまり気にしなくて良い場合です。建物をシンプルな形にできますし、窓の位置がどこになっても、光や景色を取り込める形になりそうなので、制約が多くても問題なさそうなツーバイフォー(Fパネル構造)がおすすめです。
狭小地の住宅密集地の場合
木造軸組工法(檜4寸構造、J-wood構造、檜集成構造)がおすすめ
間取りに自由度が高く狭小地にあわせた設計がしやすく、限定された位置から光を取り込むというようなことができる、木造軸組工法(J-WOOD構造、檜集成構造)がおすすめです。
間取りにこだわりが少ない人
間取りに対する強いこだわりがなく、シンプルで使いやすい動線を重視する人には、品質の安定性と高い住宅性能を持つツーバイフォー工法(Fパネル構造)がおすすめです。
2×4工法は規格化された部材を使用するため、施工品質が均一で、高い気密性と断熱性を確保しやすいという特徴があります。
基本的な機能性と住み心地の良さを優先し、過度な間取り変更の必要性を感じない場合に、2×4工法は魅力的な選択肢となるでしょう。
間取りにこだわりがある人
将来のライフスタイル変化に対応する柔軟性や、既成概念にとらわれない個性的な空間を求める場合、間取りの自由度が高い木造軸組工法(檜4寸構造、J-wood構造、檜集成構造)が理想的です。
- 大開口
- 折り上げ天井
- 勾配天井
- 吹き抜け
- 大空間
- 高窓
- コーナー窓
このようなキーワードにビビッときた方は、木造軸組工法(檜4寸構造、J-wood構造、檜集成構造)がおすすめです。

リビングに大きな窓を設置して、開放感のある空間にしたいわ

木造軸組工法は、壁の位置の制約が少なく、大空間や特殊な形状の間取りを実現します
ツーバイフォー(Fパネル構造) でも必ずしも実現ができないわけではないですが、難易度は少しあがります。検討の結果、やはりできませんという可能性もあります。
少しでも住宅性能を上げたい人
ツーバイフォー工法(Fパネル構造)がおすすめ
ツーバイフォー工法は構造的に隙間が生まれにくいため、一般的に気密性が高くなると言われています。また、間取りの自由度が少なく、厳格な構造のルールがあるため、耐震性能も確保しやすいです。加えて、ファイヤーストップ構造により、耐火性も高く、火災保険の費用が軽減されるケースもあります。そのため、 ツーバイフォー(Fパネル構造)がおすすめです。
将来的な増築や減築、リフォームの可能性が高い人
木造軸組工法(檜4寸構造、J-wood構造、檜集成構造)がおすすめ
木造軸組工法は、柱と梁で建物を支えるため、比較的自由に壁を撤去したり、増設したりできます。
例えば、子供が巣立った後に間仕切り壁をなくして夫婦二人の広々とした空間にしたり、二世帯住宅へのリフォームを計画したりすることも比較的容易です。
これは2×4工法のように壁が構造体となっている工法では難しい場合があります。

子どもの成長や独立に合わせて、間取りも変えられたらいいな

木造軸組工法は、間取り変更の自由度が高く、将来の増改築に対応しやすい工法です
将来の変化に柔軟に対応できる可変性の高さが、木造軸組工法の大きなメリットとなるでしょう。
長く住み継ぎたい人
木造軸組工法(檜4寸構造)がおすすめ
国産檜の自然素材で自分の家により愛着を持つことができます。4寸の太さの土台・柱で、シロアリにも強く、建物の耐久性もあがり、長く住み継ぐことができる木造軸組工法の檜4寸構造がおすすめです。
富士住建の構造・工法選びの注意点
工法・構造は最初に決める必要がある
富士住建の構造・工法は間取りプラン作成の前に決める必要があります。それは、工法・構造が変わると間取りも変わる可能性があるためです。
もしかしたら、J-wood構造と檜集成構造の変更は出来ると思いますが、それ以外のパターンの変更は、間取りも変わってしまい、やり直しになる可能性もあります。
希望の間取りがある場合は、まずは営業担当の方に相談を
絶対に実現したい間取りがある場合は、それが希望の工法・構造で実現できるかどうかを必ず事前に営業担当に確認しましょう。特に以下のような仕様は要注意です。
- 大開口
- 折り上げ天井
- 勾配天井
- 吹き抜け
- 大空間
- 高窓
- コーナー窓

特定の工法で実現できない間取りもあるのですか?

希望の間取りが、どの工法で実現しやすいか、アドバイスをもらいましょう。
間取りの自由度 → 建物の危うさの自由度
ここまでの各構造・工法の特徴を踏まえると、
「どちらにしても耐震等級3にはなるし、間取りは自由な方が良いから木造軸組工法が良い」 と考える人もいらっしゃると思います。
ですが、同じ耐震等級3でも耐震性能がまったく同じというわけではありません。耐震等級3は、国の最低基準である耐震等級1の1.5倍以上の耐震性があると認められる建物になります。
耐震等級3であるということは、国の最低基準である耐震等級1の1.5倍以上の耐震性があるということは共通していますが、1.5倍ぎりぎりの場合もあれば、2倍の場合もあります。そして、1.5倍ぎりぎりの家と2倍の家では明らかに耐震性能は違います。
また、間取りの自由度が高いからといって、なんでもかんでも要望を詰め込んでしまうと、構造計算の際に耐震性が不足し、そのための補強に追加費用がかかる場合や、希望とは異なる位置に柱などが出てしまう場合もあります。
間取りの自由度があるということは、建物としての危うさの自由度も高くなるということなので、メリットばかりではありません。
まとめ
富士住建で理想の住まいを建てる際、構造・工法の選択はあなたの未来の暮らしを左右する重要な決断です。
特に、間取りの自由度や将来のライフプランに大きく影響するため、後悔のない選択をするためには深い理解が不可欠です。
この記事で押さえてほしいポイントは以下の3点です。
今回得た知識をもとに、あなたの理想の暮らしに最も適した構造・工法を選び、ぜひ、営業担当者と具体的な間取りの相談へと進んでください。
よくある質問(FAQ)
- Q富士住建で家を建てる際、なぜ構造・工法を最初に選ぶ必要があるのでしょうか?
- A
富士住建の構造や工法は、家づくりの早い段階、つまり間取りプラン作成前に決める必要があります。
これは、選ぶ工法によって間取りの自由度が大きく違い、途中で変更すると設計のやり直しになることもあります。
- Q富士住建が提供する複数の構造や工法の中で、自分たち家族にとって最適な選び方やおすすめの判断基準は何ですか?
- A
間取りの希望を含めたご家族のライフスタイルや将来の計画を明確にすることが決め方の第一歩になります。
最終的に、間取り、性能、耐久性、リフォームの可能性、品質などの優先度を見極めて構造・工法を決定する必要があります。
- Q富士住建ではどの構造・工法を選んでも耐震等級3を満たすと聞きました。その中でも耐震性に関する違いや注意点はありますか?
- A
富士住建では、どの工法を選んでも耐震等級3をクリアできるため、基本性能は安心です。
しかし、同じ耐震等級3でも、その余裕度は間取りによって変動する場合があります。
木造軸組工法は間取り自由度が高い反面、要望を詰め込みすぎると耐震性を確保するための追加補強や費用が発生するケースがある点に注意が必要です。
営業担当者に具体的な間取りでの影響を確認すると良いでしょう。
- Q富士住建の構造や工法によって、建築費や総価格は大きく違いますか?追加費用が発生するケースも教えてください。
- A
構造や工法そのものによる大きな価格の違いは基本的にありません。
ただし、檜4寸構造を選んだ場合は坪単価で追加費用が発生します。
また、間取りに高い自由度を求めたり、特殊な設計を希望したりすると、耐震性を確保するための補強が必要になり、その分費用が増える可能性があるので、具体的な見積もりで確認することが大切です。
- Q快適な暮らしのために、気密性や断熱性を重視したいです。富士住建の構造や工法で、特に注目すべき点は何ですか?
- A
高い気密性や断熱性を重視するなら、ツーバイフォー工法であるFパネル構造がおすすめです。
Fパネル構造は面で構成されているため、構造的に隙間ができにくく、高い気密性と断熱性を保ちやすい特徴があります。
もちろん、木造軸組工法でも、適切な施工と断熱材の選択によって高い性能を実現できますが、契約前にUa値といった具体的な性能値を担当者に確認し、希望する断熱グレードに達しているかを比較検討しましょう。
- Q将来的なリフォームや増改築の可能性も考慮しています。富士住建の構造や工法で、特にどちらが柔軟に対応できますか?
- A
将来的に大規模なリフォームや増改築を検討する可能性があるなら、木造軸組工法の方が柔軟に対応しやすい特徴があります。
柱と梁で建物の骨組みを構成するため、壁の撤去や間取りの変更が比較的容易です。
一方、ツーバイフォー工法は壁が構造体になっているため、間取りの大きな変更や、壁を撤去するようなリフォームは難しい場合がありますので、この点は重要な注意点です。