富士住建の家づくりにおいて、特に重要な設備のひとつがお風呂の標準仕様です。
一般的な住宅と比較してかなり広い1.5坪の空間に、22V型のテレビまで備わる豪華さが特徴ですが、今回はその中でも選べるTOTOサザナとLIXILリデアについて深掘りして解説します。
日々の疲れを癒し、家族との時間を過ごす大切な場所だからこそ、後悔のない選択をしたいと考えている方も多いです。
私自身も、どのメーカーのバスルームを選ぶべきか、細部にわたり検討しました。

富士住建の豪華な1.5坪お風呂、サザナとリデアのどちらを選べば快適で後悔しませんか?

それぞれの特徴を理解し、ご家族に最適なバスルームを選びましょう
この記事でわかること
富士住建の1.5坪のお風呂の標準仕様の全容
富士住建のお風呂の標準仕様はおそらく日本一といっても良いほど豪華です。
一般的な新築住宅のお風呂は1坪ほどで、大きくても1.25坪くらいが多いです。そのような中で、富士住建のお風呂は1.5坪の広さを標準としており、はっきりいってかなり大きいです。
あまりに規格外な大きさなので、家に1.5坪のお風呂があるということを伝えただけで、富士住建で建てた家じゃないかと疑われるくらいです。
1.5坪の広さ
1.5坪とは、畳に換算すると約3畳に相当する広さで、一般的な住宅の浴室としてはかなりゆとりがあります。
具体的に、ユニットバスのサイズ表記では1620サイズまたは1616サイズとして表されることが多く、洗い場や浴槽の空間に十分な余裕が生まれます。

1.5坪のお風呂って、家族3人でもゆったり使えるの?

ご家族みんなで快適に過ごせる広さがあります。
この広さがあるからこそ、子供と一緒の入浴や、将来の介護の可能性まで見据えた上でも、のびのびと快適に使える空間となるでしょう。

この標準仕様のお風呂のあまりの大きさから、コンパクトな家を建てたい人にとっては逆にデメリットになってしまうこともあります。
22V型テレビ付き

※富士住建 バスルームより
リモコン付き浴室22V型フルハイビジョンカラーテレビが標準仕様となっています。これはTOTOサザナ、LIXILリデアのどちらを選択しても付いてくる設備で、入浴中にテレビ視聴を楽しめます。

お風呂のテレビで、YouTubeやNetflixも見られるのかな?

外部機器からの動画伝送も可能です。
個人的に気になって調べたところ、同じようなツインバードのテレビが取付費込みで15万円〜20万円ほどで楽天市場で売られていました。
お風呂にテレビなんていらないって人もいると思いますが、それくらいの価値がある標準仕様になると思います。
標準仕様はTOTOサザナとLIXILリデア
富士住建のお風呂の標準仕様は、
- TOTO サザナ
- LIXIL リデア
の2種類から選ぶことができます。
どちらも高品質で快適なバスルームを提供していますが、それぞれ異なるコンセプトと独自の機能を持っています。
特徴 | TOTO サザナ | LIXIL リデア |
---|---|---|
床材 | ほっカラリ床(断熱性、クッション性、清掃性) | キレイサーモフロア(断熱性、清掃性) |
浴槽 | 魔法びん浴槽(高断熱) | サーモバスS・あたたかパック |
主な機能 | 床ワイパー洗浄、ゆるリラ浴槽 | くるりんポイ排水口、まる洗いカウンター、マグネットアイテム |
テレビ | 22V型高精細カラーテレビ | 22V型高精細カラーテレビ |
トクラス Yuno base からLIXIL リデアへ
ちなみに以前まではトクラスのYuno baseが同じく1.5坪のお風呂として標準仕様でしたが、現在はLIXIL リデアへ標準仕様が変更されています。
これは、常に最新のトレンドやユーザーニーズに合わせて、提供される設備が変更される可能性を示しています。

標準仕様は定期的に変わるから、最新情報を確認することが大切ですね。

営業担当への確認が一番です。
最新の設備状況については、必ず富士住建の営業担当者に確認し、現在の標準仕様を把握しておくようにしてください。
富士住建の標準仕様であるTOTOサザナとLIXILリデアの1.5坪のお風呂について、それぞれの具体的な特徴を把握し、家族の暮らしに最適な選択をしてください。
TOTOサザナ 快適性を追求したバスルーム


※富士住建 バスルームより
- 「ほっカラリ床」家族で感じる優しい踏み心地
- 「魔法びん浴槽」追い焚きなしで温かいお湯
- 「床ワイパー洗浄」日々の掃除を劇的に楽に
- 「お掃除ラクラクカウンター」手間なく清潔を維持
- 「ゆるリラ浴槽」体を包み込むリラックス感
LIXILリデア 手入れのしやすさにこだわったバスルーム


※富士住建 バスルームより
- 「キレイサーモフロア」汚れにくく冷たくない床
- 「まる洗いカウンター」清潔を保つ手軽さ
- 「くるりんポイ排水口」排水口掃除の手間削減
- 「サーモバスS」長湯も温かい保温性
- 「エコアクアシャワーSPA」家族の好みに合うシャワーモード
- 「マグネットアイテム」自由にカスタマイズできる収納
富士住建のお風呂はどちらがおすすめ?比較
富士住建のTOTOとLIXILのお風呂はどちらがおすすめなのかを比較してみます。
特徴 | TOTO サザナ | LIXIL リデア |
---|---|---|
床材 | ほっカラリ床(断熱・クッション性・水はけが良い) | キレイサーモフロア(冷たさを感じにくく汚れ付着を抑制) |
浴槽保温性 | 魔法びん浴槽(4時間後の湯温低下を約2.5℃以内に維持) | サーモバスS・あたたかパック |
排水口 | 一般的なタイプ(オプションで改善も可能) | くるりんポイ排水口(残り湯で渦を作りゴミをまとめる) |
シャワー | コンフォートウエーブシャワー(節水と心地よい刺激を両立) | エコアクアシャワーSPA(シルクミスト・パワーマッサージ・アクアスプレーの3モード) |
清掃性・利便性 | 床ワイパー洗浄(ボタン一つで床を洗浄・除菌) お掃除ラクラクカウンター(浮島デザインで掃除が簡単) | まる洗いカウンター(取り外して丸洗いできる) マグネットアイテム(収納の自由度が高い) |
浴室テレビ | 22V型高精細カラーテレビ(外部機器動画伝送可能) | 22V型高精細カラーテレビ(外部機器動画伝送可能) |
浴室換気乾燥暖房機 | 暖房・乾燥・換気・涼風に対応 | プラズマクラスター25000搭載でカビ菌・浮遊菌を抑制 |
- 大きさ
- テレビ
- 浴室乾燥暖房機
- 洗いやすいカウンター
は割と共通している部分です。大きな違いは
- ほっカラリ床(TOTO) vs キレイサーモフロア(LIXIL)
- 床ワイパー洗浄(TOTO) vs マグネットアイテム(LIXIL)
- 浴槽デザイン、色バリエーション
になるでしょう。
本当に、微妙な違いで好みの差になってくるので、どちらを選んだら失敗ということはないので、最終的にはデザインや色で決めていくのが良いかもしれません。
どちらが「正解」というわけではなく、私たちの家族が何を一番重視するのか、その優先順位によって最適な選択は変わります。
今回の比較で得た情報を参考に、ショールームで実物に触れ、富士住建の担当者とじっくり話し合い、後悔しないバスルームを選んでください。
富士住建のお風呂のおすすめのオプション
ほぼ追加するものがないくらい豪華
富士住建のお風呂は標準仕様でほぼ追加をするものがないくらい豪華ですが、メーカーが用意する標準仕様外のオプションもほぼ全て追加料金で採用することができます。

標準仕様で十分豪華なら、オプションは本当に必要なの?

標準仕様で満足できることが多いですが、自分の「こだわり」を追求することもできます。
基本的に大きな追加は必要ありませんが、家族のライフスタイルや将来的なニーズに合わせて、特定のこだわりを追求するのも選択肢になります。
お風呂のテレビでYoutubeやNetflixを見れるようにする
富士住建の標準仕様であるお風呂のテレビは、そのままだとテレビを見ることにしか使うことができません。
せっかくディスプレイがあるのだから、
- Netflix
- YouTube
- Amazon Prime Video
なども見たいところです。
そこで、施主支給として、お風呂のテレビにHDMIケーブルを繋げてもらい、そこにGoogleのChromecastやAmazonのFire TV Stickなどのストリーミングデバイスを挿すことによって、テレビ以外のコンテンツを見ることができるようになります。
選べる標準仕様にReFaのシャワーヘッドが追加
ニッチやEVコンセント等の選択肢がある選べる標準仕様にReFaのシャワーヘッドが追加されています。
- ReFa FINE BUBBLE DIA90
- シャワーヘッド
富士住建の標準仕様のお風呂選びの注意点
メーカーのショールームは行くべき?
富士住建のショールームにも、標準仕様のバスルームが2種類とも設置してあるので、現物をそのまま見ることができます。
また、配色に関しても小型サイズの浴室の模型が置かれていて、サンプルを組み合わせることで、色の組み合わせも試すことができます。

オプションを追加する予定がなければ、富士住建のショールームだけでも十分といえます。
メーカーのショールームに行くメリットは、専門のスタッフからより詳しい話を聞けたり、実際に違う色のパターンの現物などを見ることが出来るという点です。
また、富士住建の場合、TOTOやLIXILはトイレや洗面も標準仕様で採用できるメーカーなので、他の設備と合わせてショールームに訪問するのが効率が良いでしょう。
基本的に狭くはできない
富士住建は、メーカーから年間契約で購入することで、豪華な浴槽を標準仕様として採用することが実現しています。
①設備メーカーとの年間契約
仕入れ単価を抑える高品質な設備をメーカーとの年間契約で単価を抑えて仕入れています。メーカーにとっても、まとまった数量を確約できるため、お互いにとってウィンウィンの関係を築いています。
※富士住建のこだわりより
そのため、ダウングレードだからといって浴室を1.5坪以下に狭くするということはできなくなっています。変更の可否や追加料金の有無については、必ず営業担当にご確認ください。
浴室テレビはいらない?
富士住建の浴室の標準仕様の魅力の一つが浴室テレビです。ですが、浴室にテレビはいらないという方もいらっしゃると思います。
そのような方が気になるのは、浴室テレビをなくした場合は、いくら減額になるのかということだと思います。
結論としては、標準仕様である浴室テレビをなくしても減額にはなりません。金額そのままでつけないということはできますが、減額要素にはならないのです。
これがメーカーと年間契約して豪華な使用を標準にしている富士住建の不利な点になります。
ダウングレードの変更も追加料金になる場合も
富士住建のお風呂の標準仕様はとても豪華ですが、メーカーの仕様でダウングレードになる変更であっても追加料金がかかる場合もあります。
また、例えば、テレビはいらないから外してといえば、外すことはできますが、減額にはなりません。
仕様変更やオプションの詳細は、必ず営業担当の方に確認しましょう。
まとめ
富士住建の1.5坪の広々としたお風呂は標準仕様でも非常に豪華であり、TOTOサザナとLIXILリデアの2種類から選ぶことができます。
この記事で解説したポイントを参考に、ご家族にとって最適なバスルームを選択し、後悔のない家づくりを進めてください。
ショールームで実際に体験し、詳細を確認することをおすすめします。
よくある質問(FAQ)
- QTOTOサザナとLIXILリデアでは、特に手入れのしやすさに違いはありますか?
- A
TOTOサザナの床ワイパー洗浄はボタン一つで汚れを除菌水で流します。
LIXILリデアはくるりんポイ排水口でゴミをまとめ、キレイサーモフロアやまる洗いカウンターで汚れが付着しにくく、お手入れが簡単です。
日々の清掃性を重視するならば、それぞれの特長を比較して選ぶのが良いです。
- Q家族で入浴する際、富士住建のTOTOサザナとLIXILリデアではどちらがより快適に過ごせますか?
- A
TOTOサザナは「ゆるリラ浴槽」で身体を自然に支え、ほっカラリ床はクッション性があり、冬場も足元が冷たくありません。
LIXILリデアの「エコアクアシャワーSPA」は複数の吐水モードがあり、家族それぞれの好みに合わせて使えます。
快適性の感じ方は個人差があるので、ショールームで実際に体験してください。
- Q標準仕様が充実している富士住建の浴室で、特におすすめの追加オプションはありますか?
- A
富士住建の標準仕様は非常に豪華ですが、より快適性を追求したい場合はメーカー独自の高機能シャワーヘッドへのアップグレードや、調光・調色機能付き照明などを検討できます。
また、浴室テレビで動画配信サービスを楽しみたいなら、HDMI接続環境の整備がおすすめです。
具体的な費用や内容は営業担当者に確認してください。
- Q富士住建の1.5坪の浴室は、将来的に家族構成が変わっても十分な広さがありますか?
- A
富士住建の1.5坪の浴室は、一般的な戸建て住宅では非常に広い空間です。
お子さまが成長しても、親子でゆったりと入浴できる十分なスペースがあります。
また、洗い場も広いため、将来介護が必要になった場合でも、介助スペースを確保しやすいメリットがあります。
- Q標準装備の22V型浴室テレビで、YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスを見ることはできますか?
- A
富士住建の標準装備である浴室テレビは、そのままでは通常のテレビ放送のみ視聴可能です。
しかし、施主支給としてテレビにHDMIケーブルを接続できる工事を依頼し、そこにGoogle ChromecastやAmazon Fire TV Stickなどのストリーミングデバイスを接続すれば、YouTubeやNetflix、Amazon Prime Videoなどの動画配信サービスを視聴できます。
- Q富士住建でTOTOサザナとLIXILリデアのどちらの浴室を選ぶか迷っています。最終的な選び方のポイントを教えてください。
- A
TOTOサザナは「ほっカラリ床」の柔らかい踏み心地や「ゆるリラ浴槽」のリラックス効果など、入浴時の快適性を重視する方におすすめです。
LIXILリデアは「キレイサーモフロア」の清掃性や「くるりんポイ排水口」の手軽さなど、日々の手入れのしやすさを重視する方に適しています。
最終的には、それぞれの特長をショールームで比較し、ご自身のライフスタイルや家族の好みに合わせて選ぶのが良いです。