私が富士住建で注文住宅を建てることに決めた理由は、ずばり「コスパの良さ」です。
予算内で理想の家を建てるために、さまざまな要素を比較検討した結果、最も魅力的な選択肢だと感じました。

注文住宅のハウスメーカー選び、どこがいいか迷う…。富士住建ってコスパが良いって聞くけど、実際どうなの?

そうですよね。私も同じように悩みました。この記事では、私が富士住建を選んだ理由を詳しく解説します。
- 富士住建の坪単価は49.9万円(2025年1月時点)で、33坪の家なら諸経費込みで約2665万円が目安
- 標準仕様で無垢床材(ウッドワンのピノアース)、瓦屋根、太陽光発電システムなどが含まれていて、設備も充実
- 断熱等級5以上、耐震等級3を標準でクリアし、構造や見えない部分にもこだわっている
- 関東で注文住宅の家づくりを検討
- 様々な建築会社(ハウスメーカー、工務店、設計事務所など)を自分の手足で調査
- 注文住宅は富士住建に依頼
見出し | 内容 |
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富士住建ってどんな会社 | ・埼玉県上尾市に本社を置く住宅会社 ・1987年設立 ・「完全フル装備の家」が特徴 ・関東地方の1都6県で家を建てられる |
富士住建に決めた理由<コスパの良さ> | ・外壁、屋根、床、断熱、耐震、設備などの要素を考えた結果 ・予算内で建てられる会社の中で、一番コスパが良いと判断 |
富士住建の坪単価 | ・2025年1月時点の坪単価は49.9万円 ・30坪の家で約1500万円だが、諸経費も必要 ・諸経費、オプション等含めると33坪で2665万円が目安 ・延べ床面積を広げて要望をかなえる家づくり |
富士住建に決めるあたって特に魅力を感じた部分 | ・ウッドワンの無垢床材(パイン材)を標準採用 ・瓦屋根、太陽光発電システムが標準装備 ・断熱等級5以上、耐震等級3を標準でクリア ・構造や防水シートなど、見えない部分の素材も高品質 |
富士住建のその他の決め手ポイント | ・4寸の構造材など、構造や工法を選べる ・1階と2階の間に断熱材が入り、防音効果が期待できる ・営業所が近く、打ち合わせがしやすい ・業績が良く、モデルハウスを持たないことで、営業の費用を削減 |
富士住建で注文住宅を建てている私の口コミ | ・富士住建の注文住宅はコスパが良い ・標準仕様を確認し、自分に合うと感じる人におすすめ |
富士住建ってどんな会社
- 会社所在地:埼玉県上尾市
- 設立:1987年(昭和62年)10月8日
- 「完全フル装備の家」
- ショールーム:埼玉、熊谷、所沢、川口、越谷、久喜、川越、横浜、相模原、鎌倉、小田原、流山、千葉、船橋、成田、木更津、世田谷、国分寺、佐野、宇都宮、小山、水戸、つくば、前橋、高崎
- 施工エリアは茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県
富士住建に決めた理由<コスパの良さ>
私が注文住宅を立てる建築会社を富士住建に決めた理由を一言でいうと ”コスパの良さ” です。
注文住宅には様々な要素があります。
- 外壁
- 屋根
- 内装
- 床材
- 断熱
- 耐震
- 気密
- 設備
- 品質
- 意匠
- 人
- etc…
自分たちの予算内で建てられる会社のなかで、これらの様々な要素を総合的に判断して一番コスパが良いと思ったので富士住建を選びました。
富士住建の坪単価
コスパの良さに触れたので、富士住建の価格についても少し書いていきます。
2025年1月時点の富士住建の坪単価は49.9万円です。
これは公式に公開されている数字です。
毎月更新されるチラシに掲載されています。
チラシは富士住建の公式ホームページからも閲覧することができます。

※2025年1月時点の坪単価です。
ただし、家を建てるにあたっては、実際にはこの坪単価以外の費用もかかります。
富士住建の費用に関しては、今後の投稿でより詳しく紹介していきます。
金額だけを見て、高いか安いかは、それぞれの方の予算によって変わると思います。
私は、富士住建の様々な仕様等を踏まえて、安い、つまりコスパが良いと判断しました。
富士住建はいくらで家がたつか?
30坪の家を建てる場合、坪単価49.9万円で計算すると約1500万円になります。
30坪で約1500万円
という数字が計算できます。
ただし、これに加えて諸経費がかかってきます。
外構、地盤改良、その他想定外の費用(擁壁の改修、地中に埋設物が埋まっていて廃棄が必要になった等)を除いて、諸経費も合わせると、標準仕様のみであれば1800万円位の費用が目安になります。
オプションは個人的な勝手な感覚だと、建物の価格の10%くらいが普通くらいかなというところなので、この場合、150万円くらいを見ておくということになると思います。
ただし、インスタグラム等でよく見られる豪華な家を目指す場合は、その倍以上を見ておいたほうがよいでしょう。
オプション費用は青天井なので、本当にいくらでもかかってきます。
諸経費と外構、地盤改良、その他想定外の費用、オプションの追加費用を踏まえると、
30坪で予算2500万円(土地除く)があれば、富士住建で費用面の不安なく家が建てられそうという感覚です。(2024年時点)
注意が必要なのは、この30坪という数字です。
家づくりを始める前に、InstagramやYouTubeなどでルームツアーを参考に、自分たちが目指す家の広さをイメージすることがあると思います。
その中で、「〇〇坪でもこんなに広くできる」「〇〇坪で十分」といった印象を持つこともあるかもしれません。
富士住建の場合は、どちらかというと、延床面積を広げて要望を実現する家づくりです。
標準仕様のお風呂が通常より大きいなど、設備も充実しています。
そのため、その感覚で富士住建でも〇〇坪で行ける!として予算を見積もってしまうと、予算不足になってしまいます。
これも個人の勝手な感覚になりますが、富士住建の場合は、延べ床面積も10%くらい割り増しで見ておいたほうが良いです。
Youtubeを見ていて、私たちは30坪もあれば十分だなと思ったのであれば、33坪くらいで考えておくと良いということです。
上記の点を踏まえて再度計算すると、33坪で2665万円が、1つの目安になります。
富士住建に決めるあたって特に魅力を感じた部分
ここからは富士住建に決めた理由になった、富士住建の仕様で特に魅力を感じた部分について紹介します。
無垢の床材
富士住建では、ウッドワンのピノアース(パイン材)の無垢床材を標準仕様で採用しています。
床材の種類は、ウッドワンのピノアースで、素材はパインになります。
本音を言うと、杉や檜が良かったけれど、ここは我慢ポイントになります。

パイン材は柔らかめの素材なので、傷には注意が必要ですが、それも味わいとして楽しむことができます。
瓦の屋根材
富士住建では、瓦屋根を標準仕様で採用しています。

標準で太陽光
富士住建の住宅は、標準で太陽光発電システムが搭載されています。
標準搭載量は坪数に応じて変わり、30坪で約2.4kWhです。
二世帯住宅など延床面積が広い場合は、約5kWhが搭載予定です。

設備面で減点がほぼない
富士住建は「完全フル装備の家」をコンセプトに、キッチン、お風呂、トイレなどの設備も標準仕様で高品質なものを採用しています。
ただし、洗面台に関しては、標準仕様は他社と同程度の内容です。
洗面台にこだわる場合は、オプションでグレードアップする必要があります。
ただし、唯一、洗面に関しては標準仕様は、他社の標準並の仕様で豪華とは言えません。
洗面にこだわる場合は、追加費用を覚悟したほうが良さそうです。
私たちの場合は、追加料金を払ってアイカ工業のスマートサニタリーを採用します。
断熱等級5以上
これは、契約前の打ち合わせ中に知ったのですが、富士住建は標準プランで断熱等級5、6の仕様になっています。
(2024年8月頃時点)。

注意点として、大開口の窓を多く設けるなど、間取りによっては断熱等級5を満たさない場合があります。
その場合は、窓を減らすなどの対策が必要です。
また、住宅性能表示制度の断熱等級を取得する場合は、別途手数料(6〜7万円程度)が必要です。
これは、補助金等の申請に必要になる場合がありますが、証明を取得しないという選択肢があるのは、ある意味では少しでも建築費を安くしたいという人にはメリットにもなると言えます。
耐震等級3
実は、耐震等級が富士住建の契約前に一番ネックになっていた点で、私たちが打ち合わせを始める前は、富士住建は標準では耐震等級3ではありませんでした。
標準ではなくても、耐震等級3は取れたと思いますが、トラブルが多い注文住宅の建設のなかで、標準外のことをやってもらうということには少し抵抗がありました。
結果的に、契約時には富士住建は標準で耐震等級3の仕様になったので、これは思わぬ良い誤算という形になりました。

ただし、構造計算費とその結果に基づく補強費用は別途必要です。
費用については、別の記事で詳しく紹介します。
見えないところも悪くなさそうという雰囲気
構造は、木造軸組工法、ツーバイフォー工法、オプションで紀州山長商店の檜4寸工法も選択可能です。
雨樋はアルミ製、建物と屋根材の間に敷く防水シートはニューライナールーフィング(耐用年数30年)を使用するなど、高品質な素材を厳選しています。
素人にはわからない細かいところまで逐一チェックすることは難しいので、実際のところはわかりませんが、見えないところも悪くなさそうという雰囲気が感じられました。
富士住建のその他の決め手ポイント
ここからは富士住建に決めた理由になった、さらに細かいポイントについて紹介します。
構造・工法
わたしたちは、富士住建の標準の工法のなかでも、紀州山長商店の檜4寸工法を採用しました。
これは、4寸の構造にはメリット・デメリットがありますが、それを超越した「なんか安心感がある」というある意味では、贅沢な採用となりました。
階間に断熱材
富士住建は標準で1階と2階の階間に断熱材を入れてくれます。
断熱的な効果はあまりないのですが、我が家は上下分離の二世帯住宅になるので、防音効果が期待できます。
他社では、追加費用を支払ってやってもらうという場合も多かったので、わたしたちには想定外に良い仕様でした。
家の近くに営業所がある
たまたまではありますが、私たちの住んでいる地域の割と近くに富士住建のショールームがありました。
例えば、急に何か書類を出さなければいけないとなったとき、急に打ち合わせが必要になったときに、自宅に取りに来てもらったり、営業所にすぐに行けるというのは、家づくりの過程でのかなり大きなアドバンテージになります。
わたしたちの場合は、小さい子どもがいるので、昼寝や食事のことを考えると、営業所が近くにないとかなり打ち合わせが大変になっていたと思います。
急拡大しすぎていない
「最近、このエリアに新たに支店を作りました!」というような急拡大をしている会社だとどうしても、社員は足りているのかな?職人はどうやって確保したんだろうというような心配がよぎってしまいます。
それが、家をたてるということにあたって不安要素になってしまします。
富士住建は埼玉県に本社を置く会社ですが、基本的に関東の1都6県のみが施工エリアの会社です。
エリアを急拡大させず地に足をつけているビルダーといった感じです。
業績も良い
戸建ての新築等を行っている建築会社も様々な社会的な背景から倒産などが起きてしまっているニュースも度々目にしました。
一番の不安は建築中に依頼した建築会社が倒産してしまうこと。
上場企業であれば、財務状態などをチェックすることは可能ですが、富士住建は上場企業ではありません。
富士住建と契約をする前に、色々と調べていると、上場していない企業でもインターネットで企業情報を見ることができることを知りました。
有料にはなりますが、2千円程度だったので、業績をチェックしてみることにしました。
企業の財務の知識はない素人なので、ちゃんとしたことはわからないのですが、業績も悪くなさそうだったので、その点は安心できました。(調査時点の話になります)
モデルハウスがない
富士住建は、モデルハウスを持たないことで、営業コストを削減しています。
モデルハウスの維持管理にはそれなりに費用がかかると言われていて、その分の費用は最終的には、売上から捻出されている、つまり、建築価格に含まれているといえます。
モデルハウスがないというのは実物を見れないというようなデメリットにもなりますが、逆にいうとそれだけ営業コストがかかっていないということも言えると思います。
実際のところ、床材、建具、外壁材、キッチンやお風呂、トイレ等の住宅設備は各ショールームにも展示されています。
また、より詳しくみたい場合は、各メーカーのショールームに行くこともできるので、私たちはモデルハウスがないということをそこまでデメリットだとは考えませんでした。
富士住建で注文住宅を建てている私の口コミ
富士住建の注文住宅はコスパは良いです。それが私が注文住宅の建築会社を富士住建に依頼した理由になります。
ただし、コストパフォーマンスの感じ方は人それぞれです。富士住建の標準仕様を検討し、自分に合っていると感じた方には、おすすめの建築会社です。
これから実際に家を建てていく中で、本当にコスパが良かったのかということの結果がわかってくると思います。
でもそれは、私が1回だけ富士住建で家を建てた結果だけでしかありませんパラレルワールドがあるわけではない以上、それが正解だったのか不正解だったのかは、誰にもわかりません。
注文住宅の建築会社を選ぶという方は、様々な家造りの実態家、口コミや評判など目にする機会もあると思います。
声の大きい誰かが良いと言っている会社に依頼すれば、自分の家造りが成功するわけではなく、誰かが悪いと言っている会社に依頼したら失敗確定というわけではないと思います。
また、コスパの良し悪しというのは、人によっても変わってきます。例えば、どんなに価格が高い素材を安い建築価格で使っていたとしても、その素材に魅力を感じない人はコスパが高いとはいえなくなります。
少なくとも富士住建の標準仕様を調べてみて、過不足がないなと思った方にとっては、コスパが良い建築会社となると思います!
まとめ
私が富士住建で注文住宅を建てることに決めた理由は、「コスパの良さ」です。
予算内で理想の家を建てるために、色々な要素を比較検討した結果、最も魅力的だと感じました。

富士住建のコスパの良さがなんとなくわかった気がします。

他のハウスメーカーや工務店と比較することも大切ですよ!
- 富士住建の坪単価は49.9万円(2025年1月時点)。33坪の家なら諸経費込みで約2665万円が目安です
- 標準仕様で無垢床材、瓦屋根、太陽光発電システムなどが含まれて、設備も充実しています
- 断熱等級5以上、耐震等級3を標準でクリアし、構造や見えない部分にもこだわっています
注文住宅を検討中の方は、ご自身の目で富士住建の標準仕様を確かめて、他のハウスメーカーや工務店と比較し、コスパが良いか判断することをおすすめします。
よくある質問(FAQ)
- Q富士住建の坪単価はいくらですか?
- A
富士住建の坪単価は49.9万円(2025年1月時点)です。33坪の家の場合、諸経費込みで約2665万円が目安となります。
- Q富士住建の標準仕様には何が含まれますか?
- A
標準仕様には、ウッドワンの無垢床材(ピノアース)、瓦屋根、太陽光発電システムなどが含まれます。設備も充実しています。
- Q富士住建の住宅性能について教えてください。
- A
富士住建の住宅は、断熱等級5以上、耐震等級3を標準でクリアしています。構造や見えない部分の素材にもこだわっています。
- Q富士住建のコストパフォーマンス(コスパ)は本当に良いですか?
- A
外壁、屋根、床、断熱、耐震、設備など、さまざまな要素を総合的に判断した結果、私は予算内で建てられる会社の中で、富士住建が一番コスパが良いと判断しました。
- Q富士住建で家を建てる際の注意点はありますか?
- A
富士住建は延べ床面積を広げて要望を実現する家づくりです。「30坪で十分」と考えていても、33坪くらいで考えておくと予算不足にならないと思います。
- Q富士住建と他のハウスメーカーや工務店との違いは何ですか?
- A
標準仕様の充実度や、住宅性能の高さ、コストパフォーマンスなどが挙げられます。ご自身の目で確かめ、比較検討することをおすすめします。