富士住建で家づくりを進めるにあたり、外構工事のスケジュールや業者選びで悩んでいませんか? あなたはこのような状況かもしれません。
私もまさにあなたの今の状況と全く同じで、外構工事についてずっと悩んでいました。
建物ばかりに目がいきがちで、庭や駐車場のことまで頭が回らず、正直なところ、後回しになってしまっていたのです。

このまま外構工事を後回しにして失敗しないか心配です。

その心配、この記事を読めば解決します。
もしこのまま外構計画を曖昧なままにしておくと、引き渡し後も工事が始まらずに住みづらかったり、最悪の場合、高額な追加費用が発生して予算が大幅にオーバーすることになります。
実はその悩みを解決できる最適な業者選びと段取りのコツがあります。
もしあなたが予算内で理想の外構を実現し、後悔なく新生活をスタートさせたいなら、この記事で解説する富士住建の外構工事の進め方とカルミア、そしてその他の業者の比較が最適な選択肢です。
この記事を読み進めることで、あなたは以下の未来を手に入れることができます。
この記事を読んで、富士住建での外構工事を成功させたいと思ったら、今すぐこの先の情報を読み進めて、後悔のない外構計画を立ててください。
富士住建の外構工事
富士住建で注文住宅の家を建てる場合、建物本体の工事と外構工事は別の工事という扱いになります。富士住建に直接外構工事を依頼することはできません。そのため、建物の工事とは別に外構工事を依頼する会社を決定し、契約をする必要があります。
富士住建の外構工事のグループ会社「カルミア」
富士住建には、外構工事のグループ会社である株式会社カルミアという会社があります。
株式会社カルミアとは?
株式会社カルミアは富士住建と同じFJホールディングスグループでエクステリア事業(外構工事)を行う会社です。
ちなみに、FJホールディングスグループには以下の会社があります。
- 株式会社富士住建
- 注文住宅事業
- SAZAIE株式会社
- 不動産事業
- 株式会社カルミア
- エクステリア事業
- 株式会社フルまるリフォーム
- リフォーム事業
富士住建の外構依頼はカルミアでも他社でも良い
富士住建の場合、外構工事はグループ会社のカルミアに依頼しても良いですし、その他の外構の専門業者に依頼しても問題ありません。
カルミアに依頼することを強く勧められたり、カルミアと契約しないと雰囲気が悪くなるといったことは全くありませんでした。本当にご自由にどうぞといった感じです。
ただし、外構工事のグループ会社がある関係で、その他の外構業者の紹介などはしてくれないので、自分自身で探す必要があります。
我が家の場合は、複雑な土地の事情から外構は着工前と引き渡し後の二段階に分けて行う必要があり、着工前の外構工事はカルミアに依頼し、引き渡し後の外構工事は外部の外構業者に依頼を予定しています。
カルミアの外構は良い?おすすめできる?
カルミアの営業・提案内容
カルミアの外構プランの提案・営業スタイルは、富士住建と似ています。担当者にもよって変わると思いますが、積極的な提案というよりも、むしろ要望を聞いてそれを反映していくという形です。そのため、自分が思いも寄らないような外構プランはなかなか出てこないかもしれません。
ただ、外構プランは無料で見積もりも含めて作成してくれるので、富士住建で注文住宅を建てるのであれば、数多くある選択肢のなかの一社としてカルミアを含めてみるというのが良いと思います。
カルミアの金額や相場感
カルミアの外構の見積もり金額は普通といった印象です。特段、高いわけでも安いわけでもないような印象です。富士住建と違い標準仕様のようなものはおそらくないため、他社と比べて金額的なメリットは出しにくいのだと思います。
ただ、後述していますが、富士住建と同様に値引きがないので、値引き分の余裕をもって見積もりを高めに出しているということはないようなので、その点は安心できます。
カルミアの良かった点・メリット
契約前に外構プランを見積もってくれた
富士住建の良い部分でもあるのですが、契約前に、契約プランと合わせた外構プランの作成と見積もりをしてくれました。
自分では、後回しにしてしまっていたのですが、富士住建の営業さんが気を利かせて外構プランをカルミアに作ってもらってくれていました。
私が富士住建との契約前に検討したハウスメーカーや工務店では、外構は200万円というような形でざっくりとした予算取りしかされていないことが多かったです。この契約前のカルミアがつくった外構プランと見積もりは、ざっくりとした見積もりではなく、きちんとした外構プランと見積もりだったので、注文住宅全体の予算感の把握にとても助かりました。
富士住建のショールームで打ち合わせができる
カルミアとの打ち合わせは、富士住建のショールームで行うことができます。
富士住建の営業さんに連絡をしておけば、建物の打ち合わせの後にそのままカルミアの外構の打ち合わせをするということができました。同日に打ち合わせを効率的に進められます。
富士住建との連携がスムーズ
富士住建とカルミアはグループ会社なので、連携はとてもスムーズです。外構に必要な情報は、富士住建とカルミアが勝手に連携してくれます。
これが外部の外構業者の場合は、施主が外構業者に必要な書類や情報を確認し、富士住建に必要な書類等を要求し、それを外構業者に渡すというような作業が必要になります。
もちろん、情報の連携だけではなく、カルミアは富士住建の建物の外構に慣れているので、富士住建の家に合う外構プランなども提案しやすいというメリットがあるかもしれません。
富士住建の営業さんも打ち合わせに同席してくれる
スケジュール次第ではありますが、カルミアの担当者さんとの打ち合わせには、基本的に富士住建の営業さんも同席してくれます。
外構の打ち合わせ中に、その場で、建物と関連する部分の不明点などは富士住建の営業さんに確認をしながら進められるので非常に効率が良いです。
富士住建と同様で値引きなし
カルミアの良い点は、富士住建と同様で値引きがないという点です。また、富士住建と同様に非常に受け身な営業スタイルなので、契約を急かしてくるということは全くありませんでした。
また、値引き交渉の必要がないので、他の外構業者を選定する場合でも、一つの基準として比較しながら検討することができます。他の外構業者に依頼するつもりでも、カルミアでプラン作成と見積もりを依頼してもらって比較するのが良いかもしれません。
富士住建の注文住宅の外構工事のスケジュール
富士住建の注文住宅の外構工事のスケジュールはおおまかに以下のようになります。グループ会社のカルミアに依頼する場合も、その他の業者に依頼する場合も大きくは変わりません。基本的には建物の引き渡し後から外構工事が開始できます。
- 間取りプランと並行して外構プランの決定
- 建物着工前後を目安に外構業者と契約
- 建物引き渡し後に外構工事開始
- 外構工事終了
外構工事は建物引き渡し後であればいつでも問題はないですが、建物に高低差がある場合などは、外構工事が終わらないと実質的に住めないというような場合もあります。また、既に入居が始まっている場合、例えば、土間工事などの内容によっては建物の出入りに制限がかかる場合もあります。
富士住建の外構プランの注意点
外構予算は契約前に早めに組み込んでおく
その際も、土地の広さに対するざっくりとした見積もりではなく、一つ以上のきちんとした形の外構プランの見積もり金額を参考値として予算に入れておくのがおすすめです。そういった点では、グループ会社にカルミアがあるのはとてもありがたいです。
契約前の間取りプラン検討の最終段階で、今のプランでどのような外構プランが考えられるかカルミアにプランと見積もりを依頼するのがおすすめです。
- 駐車場
- カーポートの有無
- ウッドデッキ、タイルデッキの有無
- ブロック・フェンスの有無
- 芝・人工芝等の有無
などの希望を伝えて、外構プランと見積もりを依頼してみましょう。
高低差・通路幅の再確認の位置をチェック
高低差や通路幅なども再確認が必要です。玄関からどのような段差を経て、駐車場や道路に出ていくのかというのは、平面図だとわかりにくいので、しっかりと確認しましょう。
本図面承認前までに外部設備の位置をチェック
本図面承認前までに外部設備の位置をチェックしましょう。
特に、
- エアコンの室外機
- 給湯器
- 雨水桝、汚水桝等の位置
などは外構プランに影響があります。エアコンの室外機や給湯器は通路幅を狭くする可能性がありますし、雨水桝や汚水桝等の設備は段差を作りにくいというような影響があります。
センサーライトカメラの位置の再確認
富士住建には標準で防犯カメラ機能があるセンサーライトカメラが外壁に設置されますが、外構プランによっては、植栽などと被ってしまう可能性もあります。外構プランが決まったらセンサーライトカメラの位置なども再確認しましょう。
外構用ジャンクションボックスの再確認
建物外部の門柱などにインターホン、照明などを設置する場合は、ジャンクションボックスという箱を建物の外壁に設置して、そこから線を接続して電源を供給する必要があります。これは、富士住建側の工事になるため、インターホンや照明などを外構に設置する場合は、外構用ジャンクションボックスの設置を富士住建に依頼するのを忘れないようにしましょう。
富士住建側の工事と外構工事の棲み分けについて
富士住建で注文住宅の家づくりをしていて迷うのは、どこまでが富士住建の工事でどこまでが外構業者の工事なのかという点です。
富士住建が行う工事は、図面に記載された玄関ポーチまでです。ちなみに、富士住建の図面に記載されている玄関ポーチは、そのままで通常利用できる状態になっているとは限りません。その後の外構工事で段差を作成するということが前提になっている場合もあります。
また、外壁に照明や防犯カメラなどの設備類の設置は、富士住建に依頼ができます。インターホンを門柱につける場合などは、外構業者の工事になります。
まとめ
富士住建で理想の注文住宅を建てるあなたにとって、外構工事は建物本体とは別の計画であり、その成功には適切な業者選びと事前の準備が極めて重要です。
この記事では、
この情報が、あなたの富士住建での理想の家づくりにおいて、後悔のない外構プランの検討と、カルミアやその他の業者を選ぶ際の的確な判断材料となれば幸いです。
よくある質問(FAQ)
- Q富士住建で外構工事はいつから計画を始めるべきですか?
- A
富士住建の建物の間取りプランを検討するのと並行して、外構計画も早めに開始してください。
建物の引き渡し後から外構工事は始められますが、後から計画すると予算オーバーや希望通りの外構ができない可能性があります。
具体的には、建物の設計段階で、窓の位置や室外機、給湯器、汚水桝などの外部設備の配置が外構プランに影響を与えるため、着工前後までには外構業者との契約を済ませておくのが理想的です。
- Q富士住建の外構工事で、グループ会社のカルミアとその他の外構業者、どちらを選ぶのが最適ですか?
- A
どちらを選ぶかは、お客様の優先順位によって変わります。
カルミアは富士住建との連携がスムーズで、打ち合わせの手間が少なく安心感があります。
一方、その他の外構業者は、複数社の見積もりを取ることで費用を抑えたり、より自由度の高いデザインや多様な素材を選んだりできる可能性が高いです。
手間を省き安心感を最優先するならカルミア、費用とデザインの自由度を優先するなら複数の外部業者を比較検討することをおすすめします。
- Q富士住建で外構工事を依頼する際、どのくらいの予算を見込んでおけば良いですか?
- A
外構工事の費用は、工事内容によって大きく変動します。
一般的な目安として建物費用の5%~10%と言われることがありますが、これはあくまで目安です。
失敗しないためには、契約前の間取りプラン検討の最終段階で、カルミアや外部業者に具体的な外構プランと見積もりを依頼し、その金額を注文住宅全体の予算に組み込んでおくことをおすすめします。
駐車場、カーポート、ウッドデッキ、フェンスなどの希望を明確に伝えることで、より正確な予算が把握できます。
- Qカルミアに富士住建の外構工事を依頼する最大のメリットは何ですか?
- A
カルミアに依頼する最大のメリットは、富士住建との連携が非常にスムーズであることです。
外構に必要な情報が自動的に共有されるため、施主が富士住建と外構業者の間で書類や情報のやり取りをする手間が省けます。
また、契約前に建物のプランに合わせた具体的な外構プランと見積もりを提示してくれるため、注文住宅全体の予算感を早期に把握できる点も大きなメリットです。
- Q富士住建の外構工事を進める上で、特に見落としがちな注意点はありますか?
- A
はい、いくつか注意すべき点があります。
特に見落としがちなのは、建物外部に設置される設備の正確な位置確認です。
エアコンの室外機や給湯器、雨水桝、汚水桝などは、通路幅や段差、植栽計画に大きく影響します。
また、富士住建の標準装備であるセンサーライトカメラの位置も、外構プランによっては植栽と被る可能性があるので再確認が必要です。
さらに、門柱などにインターホンや照明を設置する場合は、富士住建側の工事として「外構用ジャンクションボックス」の設置を忘れずに依頼してください。
- Q外構工事は、富士住建の建物の引き渡し後すぐに行うべきですか?
- A
もし可能であれば、富士住建の建物の引き渡し後、入居前までに外構工事を完了させることを強くおすすめします。
引き渡し後に外構工事を開始できるため、入居後に工事を行うことも可能ですが、その場合は泥はねやプライバシーの欠如、動線の不便さなど、新生活の質に影響が出る可能性があります。
また、入居後に大規模な工事をすると、生活に制限がかかる場合もありますので、事前の計画が非常に重要です。