富士住建はモデルハウスなし!それでも問題ない?大丈夫な理由を解説

富士住建

富士住建にはモデルハウスがありませんが、心配はいりません。

モデルハウスの維持費などが住宅価格に上乗せされないため、むしろ費用を抑えられるメリットがあります。

富士住建で家を建てたいけど、モデルハウスがないから不安…

そのお気持ち、よくわかります。でも、大丈夫です!

この記事では、富士住建にモデルハウスがない理由や、実物を見るための対策などをまとめました。

富士住建で理想のマイホームを実現するための参考にしてください。

この記事を書いた人

富士住建はモデルハウスがないけど実際どうなの?

通常の富士住建の家づくりの流れでは、建物として完成された実物を見る機会はほぼありません。

「富士住建はモデルハウスがないけど実際どうなの?」という疑問に対する私の結論は、「モデルハウスがないことは大きな問題ではなく、むしろメリットが大きい」です。(この記事を執筆している時点で、まだ家は完成していません。そのため、完成してから考え直す可能性はあります。)

ただし、実際に富士住建で家づくりをしていて「モデルハウスがあったらな」と思うことは少ないですが「この事例があればよいのに!」と思うことは多々ありました。

例えば、外壁について、標準仕様であるニチハのfugeプレミアムの色と素材で、希望に一致するものが建物全体に貼られている状態を見てみたいと思いました。しかし、富士住建の事例を見ても同じものは見つからず、採用にあたって不安要素になりました。

「じゃあやっぱりモデルハウスはあったほうがいいじゃないか!」と思うかもしれませんが、後述しますが、仮にモデルハウスがあったとしても、ニチハのfugeプレミアムの色と素材で希望に一致するものが採用されているとは限りません。そのため、この問題はモデルハウスがあっても解決する可能性は低いです。

富士住建にはモデルハウスがない

富士住建には、展示用の住宅であるモデルハウスがありません。当然、住宅展示場にも出展していません。その点で、他の大手ハウスメーカーとは一線を画しています。

多くのハウスメーカーでは、

という流れがあります。つまり、展示場やモデルハウスは、販売促進や広告という位置づけになります。

これは、建築会社側の目線の話になりますが、これから家を建てるという消費者の目線でも、「とりあえずよくわからないから実物の家を見てみたい」という人は多いと思います。

そこで不安になるのが、富士住建にはモデルハウスがないことだと思います。

富士住建で完成見学会、お住い訪問等はできる?

一部の建築会社では、モデルハウスがなくても完成見学会やお住まい訪問等を実施しています。新築の完成現場の見学や、実際に住んでいるOBの家を訪問させてもらうイベントです。

モデルハウスではなく、新しくできた家や実際に住んでいる家を見る機会はとても貴重で、家づくりにおいて非常に有益です。

富士住建では、契約前も契約後も完成見学会やお住まい訪問等の案内を受けたことはありません。そのような告知や宣伝もみたことがないので、基本的に完成見学会、お住まい訪問等は行っていないでしょう。

お願いすればできるかも?

ただし、もしかしたら強く要望を出したうえで、協力してくれる家があれば完成見学会、お住まい訪問等をさせてもらえる可能性もないわけではないです。ただ、積極的に実施しているわけではないので、かなりハードルは高くなると思います。

施主目線のモデルハウスのメリット・デメリット

気軽に実物をみることができる

気軽に実物を見ることができるのが、モデルハウスのメリットです。気軽に実物を見られる反面、モデルハウスに訪問した時点で営業を受けることになるので、断るのが苦手な方には向いていないかもしれません。

モデルハウスは費用がかかる→建築価格に転嫁される?

住宅メーカーがモデルハウスを建て、維持管理するには多額の費用がかかります。もちろん、各ハウスメーカーの広告宣伝費でもあるので、必要な費用ともいえます。

建築会社はあらゆる経費を含めて利益の出る金額を建築価格として設定しているので、モデルハウスの維持管理費用も最終的には建築価格に転嫁されているはずです。

ただし、モデルハウスがなくても広告宣伝費に多額の費用を使っていれば同じことなので、モデルハウスがないからといって必ず建築価格が抑えられるわけではない点には注意が必要です。

モデルハウスなしで家造りを進めて実際どうなの?

モデルハウスのない富士住建で家づくりを進めていて、実際どうなのかについて説明します。

私が実際に家づくりを進めていて、現時点ではモデルハウスの必要性は感じていません。ただし、まだ家が完成したわけではないので、今後考えが変わる可能性はあります。

富士住建のいうように、モデルハウスの価格が回り回って建築費用に転嫁されているのだとすると、少しでも建築費を安くしてもらったほうがありがたいというのが私の現在の感覚になります。この点は富士住建の考えと一致しています。

モデルハウスだけでは実物を見きれない

たとえモデルハウスがあったとしても、そこに、標準で採用できるすべての建材と色、種類が網羅されて利用されているわけではないと思います。せいぜい数種類があるくらいで、すべてのものを実際に見るのは難しいと思います。

結局、本当に実物を見たいのであれば、各建材メーカーのショールームに行くことになるでしょう。

例えば、キッチンに関しては、モデルハウスにあるのはせいぜい1棟あたり2つくらいでしょう。そこで自分が見たい仕様がすべて見られるわけではありません。

また、例えば、クロスを選ぶ時の話ですが、実際に名刺サイズからA4サイズくらいの端切れのサンプルを見ながら決めていきますが、これが壁全面に貼られた時にどのような感じに見えるかはほとんど想像がつかなかったです。モデルハウスがあれば、それが解決するかというと、そうではない気がします。なぜなら自分が選ぼうとしているクロスが実際にモデルハウスに貼られているかどうかわからないからです。運良く貼られていれば良いですが、そうではないことのほうが多い気がします。結局、モデルハウスがあっても、「わからないからモデルハウスと同じにしておくか」くらいにしかならない気がします。

モデルハウスは大きい

もう一つの観点は、モデルハウスは実際の家と比較して、かなり大きめに作られていることです。一般的な家の延床面積が30坪くらいだとして、モデルハウスは50坪くらいはあると想定されます。

それぞれの部屋がかなり大きめに作られているので、実際に家づくりを進める過程で良くない影響を与える可能性もあります。

例えば、4.5畳の居室が設けられているモデルハウスはどれだけあるでしょうか。モデルハウスの居室は打ち合わせスペースも兼ねているので、6畳ないし8畳以上のことが多いでしょう。我が家の子ども部屋は4.5畳ですが、モデルハウスで6畳ないし8畳以上の居室を見てしまうと、狭いと感じてしまっていたでしょう。

そうすると、家造りを実際にはじめた際に「4.5畳は狭すぎる」というような正解不正解がわからない感覚が生まれてしまう可能性もあります。

モデルハウスがない富士住建での家造りの対策

最後にモデルハウスがない富士住建での家造りの対策について紹介します。

富士住建のショールームも意外と侮れない

実物を見る上で、意外と侮れないのが富士住建のショールームです。富士住建の営業所はショールームになっていて、建物内部に標準仕様の設備が置かれています。(建物自体は富士住建の家ではありません。)

等の各設備や建材が置かれています。また、メーカーも一つだけではなく、標準仕様で選べるものは各メーカーのものが複数置かれています。

SNSを活用する

Instagramでは、過去に富士住建で家を建てた人の投稿などを見ることができます。建物として完成された後の写真なので、家づくりのプロセスでとても参考になります。

各メーカーのショールームを活用する

各建材や設備メーカーのショールームに行けば、より詳細な実物を見ることができ、より詳しい人から説明を聞くことができます。

他社の事例も参考に

公式やSNSで見つかる富士住建の事例だけでは足りない場合は、他社の事例なども参考にしましょう。例えば、ニチハのfugeプレミアムは、アイ工務店、タマホーム、福工房などでも採用が多いです。

建材単位で事例を探す

全体のコーディネートなどを確認したい場合は、建材単位で事例を探すのがおすすめです。例えば、富士住建の外観ではなく、ニチハのfugeプレミアムの「ルボン プレミアム」という単位で事例を探します。富士住建の実例だけで探すと数が少なくなってしまうので、少しでも多くの事例を探すには、建材単位で探してみましょう。

まとめ

富士住建にはモデルハウスがありませんが、しっかり対策すれば心配ありません。

モデルハウスの維持費などが住宅価格に上乗せされないため、費用を抑えられるメリットがあります。

モデルハウスがなくて不安…

その気持ち、よくわかります。でも、大丈夫です!

この記事では、以下の点について解説しました。

富士住建で理想のマイホームを実現するためには、各建材メーカーのショールームやSNSを活用し、他社の事例も参考にしながら情報収集することが大切です。

ぜひ、これらの情報を参考に、満足のいく家づくりを進めてください!

よくある質問(FAQ)

Q
富士住建にモデルハウスがないのはなぜですか?
A

富士住建は、モデルハウスの建設や維持にかかる費用を住宅価格に上乗せしない方針のようです。私が富士住建で家づくりを検討した際も、その分、費用を抑えられる点が魅力だと感じました。

Q
モデルハウスがないと、実物を見られないので不安でした。
A

私も最初はそう思いました。ですが、富士住建のショールームで、標準仕様の設備や建材を実際に見ることができたので、不安は解消されました。お風呂、キッチン、洗面など、様々な設備が展示されていて参考になりました。

Q
ショールームでは、具体的に何を見ましたか?
A

標準仕様で選べる複数のメーカーの設備や建材が展示されていました。キッチンを例に挙げると、トクラス、クリナップ、タカラスタンダードなど、各メーカーのものを比較できたので、とても参考になりました。

Q
実際に建てられた家を見る機会はありましたか?
A

私が家づくりをしていた時は、完成見学会やお住い訪問の案内はありませんでした。ただ、どうしても見たい場合は、富士住建に相談してみると、もしかしたら対応してくれるかもしれません。

Q
モデルハウスがないことのメリットは何だと感じましたか?
A

やはり、住宅価格にモデルハウスの維持費などが上乗せされないため、費用を抑えられる点は大きなメリットだと感じます。また、モデルハウスは実際の家より大きく作られていることが多いので、現実的なサイズ感とのずれが生じない点も良いと思いました。

Q
他に実物を確認する方法はありますか?
A

私は、各建材や設備メーカーのショールームにも足を運び、より詳しく実物を確認しました。また、InstagramなどのSNSで、実際に富士住建で建てた方の投稿を参考に、完成後のイメージを膨らませました。

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