見出し | 内容 |
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富士住建「完全フル装備の家」の特徴 | ・様々な設備が標準で付属する注文住宅 ・キッチンやお風呂はハイグレード設備 ・カーテン、エアコン、照明なども標準装備 ・太陽光発電システムも標準、高断熱・制震ダンパーも導入 |
標準仕様とは? | ・建築会社が標準的に採用する建材や設備 ・効率的な家づくりを進めるための設定 |
富士住建「完全フル装備の家」の標準設備の詳細 | ・水回り設備はキッチン、浴室、トイレ、洗面化粧台で複数メーカーから選択 ・エコジョーズ給湯器、24時間換気システム、浴室テレビも標準搭載 ・玄関ドアはリモコンキー対応、窓は樹脂窓に遮熱断熱硝子を採用 ・エアコン2台、太陽光、照明、室内物干しなど生活に必要な設備も充実 |
富士住建の標準的な住宅性能について | ・断熱性能:断熱等級5または6が標準レベル ・耐震性能:耐震等級3を標準採用 ・制震ダンパー:富士住建オリジナルの制震ダンパーも標準装備 |
富士住建のオプションについて | ・標準仕様以外は追加費用で採用 ・標準範囲を超える部分も費用を支払い追加 ・グレードアップは差額、新規追加は全額発生 |
よくあるオプション | ・窓の変更や追加 ・収納、稼働棚、カウンターなどの追加 ・キッチンの深型・海外製食洗機や追加オプション ・乾太くん、ロールスクリーン、アクセントクロス、太陽光追加など |
富士住建で契約する前に押さえる標準仕様の確認点 | ・最新の仕様書を入手し、内容を確認 ・担当者と密に連携、不明点を随時確認する体制を構築 |
標準仕様を深く理解し、採用するメリット | ・費用対効果が高い:大量注文で割安価格、割増費用も回避 ・選択肢の制限:設備によっては標準仕様しか選べない場合あり ・イメージの具体化:多くの事例から希望の家を想像しやすい ・品質の安定性:施工実績が多く、施工不良のリスクが低い |
富士住建の標準仕様の注意点 | ・契約時期で変動:標準仕様は常に変更される可能性あり ・営業所差:一部仕様が営業所によって異なる場合も ・防火・非防火の違い:建物の防火区分により仕様が変動 |
まとめ | ・「完全フル装備の家」は豪華で充実した標準仕様 ・水回りなどハイグレードな設備が標準搭載 ・高水準の住宅性能も標準装備 ・追加費用を抑えつつ質の高い家づくりが可能 ・契約前に担当者と十分相談し、納得の家づくりへ |
よくある質問(FAQ) | ・2025年対応:法改正に合わせ変更、省エネ基準強化の可能性あり ・標準だけで理想の家:ハイグレード設備が標準で、追加費用を抑え可能 ・水回りメーカー:キッチンはクリナップ他、浴室はTOTO他から選択 ・確認方法:最新の仕様書入手と担当者との密な連携が重要 ・グレードアップ費用:差額費用。水回り、省エネ設備は費用対効果が高い傾向 ・EVコンセント:ニッチ飾り棚などと並び選べる標準装備の一つ |
富士住建で家を建てるなら、標準仕様を理解することが非常に重要です。
この記事では、実際に富士住建で家を建てた私が、2025年最新の富士住建「完全フル装備の家」の標準仕様を徹底的に解説します。

富士住建の標準仕様で、どこまで希望の家が建つのかな?オプション費用で予算オーバーにならないか心配です

標準仕様の具体的な内容とよくあるオプション費用を理解すれば、予算内で理想の家づくりが実現できます
富士住建の家づくりの流れを徹底解説。初回訪問から契約、着工、引き渡しまで
この記事を書いた人
- 関東で注文住宅の家づくりを検討
- 様々な建築会社(ハウスメーカー、工務店、設計事務所など)を自分の手足で調査
- 注文住宅は富士住建に依頼
富士住建「完全フル装備の家」の特徴
富士住建の注文住宅は「完全フル装備の家」をうたっていて、様々な設備が標準でついてくるという特徴があります。
キッチンやお風呂はハイグレードな設備がついてきますし、カーテン・エアコン・照明といった暮らしに必要なものも標準でついてきます。太陽光も標準でつきます。
例えば、キッチンに関して言うと、
私自身実際にクリナップのショールームに行って、キッチンを選んだのですが、ショールームの営業の方も富士住建の標準仕様は他のハウスメーカーと比較してもかなり豪華とおっしゃっていました。
また、設備だけではなく、断熱性能や制震ダンパーなど、目には見えない部分にも力を入れているという魅力があります。
標準仕様とは?
標準仕様とは、建築会社(ハウスメーカー、工務店、設計事務所)が標準的に採用している建材や設備のことです。建築会社は標準仕様を設定することで、効率的な家づくりをおこなっています。
富士住建「完全フル装備の家」の標準設備の詳細
キッチン
- クリナップ
- ステディア フラット対面 I型オープンキッチン 収納プラン(スタンダード収納、カフェスタイル収納)
- トクラス
- コ型
- ラウンド型
- I型(全収納、ニースペース)
- タカラスタンダード
- ホーローシステムキッチンI型
- 木製システムキッチンI型
キッチンについては別の記事でより詳しく紹介したいと思います。
浴室
- TOTO
- サザナ
- トクラス
- YUNObase
いずれも一坪(1.5畳)タイプのお風呂です。浴室テレビも標準でつきます。
現在は
トクラス → LIXIL に変更になっています。
お風呂については別の記事でより詳しく紹介したいと思います。
給湯器
- リンナイ エコジョーズ
トイレの設置箇所と仕様
- INAX(LIXIL)
- タンクレストイレ サティスSタイプ
- アメージュシャワートイレ/ベーシアシャワートイレ B2Gグレード 手洗い付き
- TOTO
- ネオレスト
- ZJ2
メーカーを選ぶ形で合計2台のトイレが標準でつきます。
洗面化粧台
- LIXIL
- リクシルオリジナル洗面化粧台 間口900 二種類
- 手洗いキャビネット キャパシア/ 洗髪洗面化粧台 オフト
- TOTO
- オクターブ
- Vシリーズ
こちらもメーカーを選ぶ形で合計2台が標準です。
洗濯機専用防水パン
- ベストレイ
24時間換気システム
- 三菱の第三種換気
玄関ドア
- YKK InnoBest D50
デザインやカラーバリエーションも豊富です。リモコンキーやスマホアプリでも解錠できます。
インターホン
- アイホン RECOタッチ7
窓
- APW330 樹脂窓 遮熱断熱LOW-E硝子(アルゴンガス入り)
標準の窓の数については、設計プランによって詳細なルールが適用されます。
シャッター
- YKK電動シャッター1階の掃き出し窓3個所が標準
網戸
- YKK クリアネット網戸
窓には基本的に網戸がつきます。
エアコン
- 三菱ルームエアコン 6畳用×5台
現在は、
三菱ルームエアコン 18帖用1台と8帖用1台、合計2台
が標準になっています。
室内物干し
- pid4M
- ホシ姫様
- ホスクリーン
などから選べます。
火災警報器
- Panasonic けむり当番・ねつ当番
収納プラン
3つの収納プランがあります。
玄関収納
ウッドワンのピノアース玄関収納が一つ標準です。
取っ手は、落とし込みタイプ/フラットタイプがあります。
選べる4仕様
以下の仕様は標準でどれか一つ選ぶことができます。
- 壁埋め込み収納(ニッチ)
- ピクチャーレール
- EVコンセント
- 妻飾り
壁埋め込み収納(ニッチ)は以下のパターンがあります。
- リモコンニッチ
- 造作壁厚ニッチ
- ガラス扉ニッチ
もちろん、追加費用を支払えば、複数個採用できます。
屋根材
屋根材
- 瓦
- コロニアルグラッサ
を選択できます。特段の理由がなければ瓦を選択する人が多いです。
瓦は栄四郎瓦株式会社の
- ローマンLL40 Hyper-Z
- プラウドUU40G
- プラウドBB40 Hyper-X
- カパラスKS40
などがあります。
ポーチタイル
- アイコットリョーワ フォーチュンハンマー
カラーが選べます。
その他・外観
- メーターボックス
- 破風板
- アルミ雨樋
- バルコニー笠木手摺
などはカラーが選択できます。
外壁材
- ニチハ fugeプレミアム
形状、色などが多くの種類の中から選ぶことができます。
和室建具
和室を採用する場合、ウッドワンのアルミ製建具/木製建具が選択できます。戸襖、和襖、障子があります。
内装建具
ウッドワン ピノアースの無垢建具
N-VF
N-VF
N-VP
等が標準になっています。
床材
- ウッドワンの無垢ピノアース
- 朝日ウッドテック 複合フロア ライブナチュラルMSX
トイレ洗面等はウッドワンのオレフィンシートフロア コンビットリアージュ
が採用できます。
太陽光
Panasonicの単結晶 太陽電池モジュール
- 28坪~40坪 パネル8枚(約2.4kW)
- 40坪より上 パネル12枚(約3.6kW)
- 50坪より大きい家 パネル16枚(約4.8kW)
となっています。太陽光モニターも付属します。
照明
照明は、
- DAIKO
- Panasonic
の照明が標準で、メーカーをどちらか選択します。
生活に必要な最低限の照明機器は標準でついてきますが、間取りによっては標準では不足する場合もあります。その場合は、追加料金を支払って照明を増やします。
また、より意匠性や機能性の高い同メーカーの照明に差額で変更することも可能です。
カーテン
シンコール社のカーテンが標準仕様となっています。
クロス
富士住建の標準クロスの中から選びます。
富士住建の標準的な住宅性能について
断熱性能
断熱等級5、または、断熱等級6が標準です。
“または” というのは間取り等によって違いが出るということのようです。
耐震性能
耐震等級3が標準になります。
制震ダンパー
富士住建のオリジナルの制震ダンパーが標準でつきます。
富士住建のオプションについて
富士住建では、標準仕様以外のものは追加費用を支払ってオプションとして採用します。
標準仕様内のものであっても、標準範囲を超える追加部分は費用を支払うことで追加できます。例えば、窓を一つ増やしたいという場合は、追加費用を支払うということになります。
オプション費用について
標準のものをグレードアップするようなオプションは差額費用がかかります。また、新しく追加するものは、そのまま費用がかかります。
よくあるオプション
- 窓変更・追加
- 収納追加
- 稼働棚
- カウンター
- 片流れ屋根
- 切妻屋根
- 勾配天井
- 折り上げ天井
- 深型食洗機
- 海外製食洗機
- キッチンの追加オプション
- 乾太くん
- ロールスクリーン
- アクセントクロス(標準外)
- だんねつくん(吹付け断熱)
- エコキュート
- エコワン
- 太陽光追加
富士住建で契約する前に押さえる標準仕様の確認点
最新の仕様書を入手する
富士住建の場合は、標準仕様をまとめた仕様書があります。
気になる設備などがあれば、契約前に、標準仕様書を入手し、過不足がないかを確認しましょう。
担当者との密なコミュニケーション
富士住建の家の標準仕様でわからない部分は、 担当者と密なコミュニケーションで確認していきましょう。
先にあげた、標準仕様書にも、富士住建のすべての仕様が載っているというわけではありません。例えば、屋根に使われるルーフィング、床の見切り材など、標準仕様であっても書かれていないものがあるので、気になる部分は随時確認をしましょう。
標準仕様を深く理解し、採用するメリット
ここからは標準仕様を深く理解し、採用するメリットについて紹介します。
標準仕様を選ぶの一番コスパが良い
どのハウスメーカーや工務店においても、注文住宅は基本的に標準仕様を選ぶのがもっともコスパが良くなります。
特に大きなハウスメーカーは標準仕様の設備や建材を大量注文しているので、割安価格で採用することができます。
また、ハウスメーカーや工務店によっては、標準仕様外の設備や建材を採用する場合は、割増で費用がかかる場合もあります。これは、前述した通り、大量注文している関係や、手間が多くかかるというような点が大きいです。
標準仕様しか選べない場合もある
ハウスメーカーや工務店のなかには、設備や建材によって、標準仕様しか選べないという場合もあります。ハウスメーカーや工務店の担当によっては、標準仕様外は面倒なので、あまり採用したくないという雰囲気を出されてしまう場合もあります。
また、家づくりを進めていくと、予算が足りなかったり、調べることがたくさんで面倒になって「まぁ標準でいっか」となることも多々あります。
思った通りの希望の家にしやすい
ハウスメーカーや工務店の標準仕様は、過去に採用している家がたくさんあるので、事例もたくさん見ることができます。様々なパターンの事例を見ることができれば、思った通りの希望の家に近づけやすくなります。
品質も安定する
また、施工という面においても、標準仕様を選ぶということは、現場監督も職人さんも勝手がわかっているので、安定するというメリットがあります。
これまで経験のない設備や仕様を施工するということは、やはりリスクが伴います。どんな設備や建材であっても、適切な施工が行われないと、施工不良になる場合があります。標準仕様であれば、施工方法はわかっていることが多いので、品質も安定するでしょう。
富士住建の標準仕様の注意点
契約時期で変わる標準仕様の内容
富士住建に限ったことではなく、ハウスメーカーや工務店の標準仕様は随時変更されています。あるタイミングでガラッと変わる場合もあれば、少しだけ変わるという場合もあります。
ここで紹介している内容はなるべく最新の情報を反映していますが、富士住建との契約のタイミングで仕様に変更がある場合もあります。最新の情報は必ず、富士住建に確認してください。
営業所によっても少し仕様が異なる
富士住建の標準仕様は営業所によっても多少異なる場合があります。例えば、クロスの標準メーカーなどは営業所によって違ったということを私自身も実体験として確認しています。
防火か非防火
建築する建物が、防火仕様なのか非防火仕様なのかによっても、標準仕様は変わります。
まとめ
富士住建の「完全フル装備の家」は、想像以上に豪華な標準仕様で、充実した設備が標準で備わっています。
特にキッチンや浴室などの水回りはハイグレードなものが標準で選択できることは、大きな魅力です。
富士住建で家づくりを検討している方は、契約前にこれらの情報を参考に、ご自身の理想とする「完全フル装備の家」が実現できるか、じっくりと担当者と相談し、納得のいく家づくりを進めてください。
よくある質問(FAQ)
- Q2025年の富士住建の標準仕様は、どのような変更があり、法改正への対応はどうなりますか?
- A
2025年に向けた富士住建の標準仕様は、現行の高品質な内容をベースとしつつ、時代の変化や法改正に合わせ随時変更されます。
特に2025年には住宅の省エネルギー基準適合義務化が予定されており、これに伴い断熱性能や省エネ設備に関する仕様がさらに強化される可能性があります。
具体的な
富士住建の標準仕様
の変更点は契約時期によって適用されるため、最新の情報は富士住建の営業担当者へ直接確認することが重要です。
- Q富士住建の標準仕様だけでも、予算内で理想の家づくりは実現できますか?
- A
富士住建の「完全フル装備の家」は、ハイグレードな設備が豊富に標準で用意されているため、追加費用を抑えながら理想に近い家づくりが可能です。
キッチンや浴室、洗面化粧台などの主要な水回り設備、エアコン、太陽光発電システムまで標準で揃っています。
- Qキッチンや浴室、食洗機、カップボードなどの水回り設備は、標準でどのメーカーやグレードを選べますか?
- A
水回り設備は、富士住建の標準仕様の大きな魅力の一つです。
キッチンはクリナップ、トクラス、タカラスタンダードといった主要なメーカーから、浴室はTOTOまたはLIXIL(以前はトクラス)から選択できます。
富士住建のキッチンは標準
として、システムキッチンにはビルトインコンロ(ガスまたはIH選択可)、浄水器一体型水栓、食洗機
、大容量カップボードなどが標準
で備わります。これらは他社と比較しても高グレードな設備が多く含まれます。
- Q契約前に富士住建の最新の標準仕様を正確に確認するには、どうすればよいですか?
- A
富士住建の標準仕様書
を入手し、気になる設備や建材の過不足がないかを確認することが最も重要です。富士住建は
契約時期
によって仕様
が変更される場合があるため、検討しているタイミングでの最新情報を必ず得るようにしてください。また、すべての情報が仕様書に記載されているわけではありませんので、担当者と密にコミュニケーションを取り、不明な点や細かな疑問は随時確認することをおすすめします。
- Q標準仕様から、設備をグレードアップする際の費用目安やおすすめのオプションはありますか?
- A
標準仕様の設備を
グレードアップ
する場合、差額費用がかかります。例えば、キッチンの天板変更や海外製
食洗機
の導入、太陽光追加
などが挙げられます。施主としての経験から、日常的に使う
水回り
設備や、将来を見据えた省エネ設備
(例えば蓄電池や高効率給湯器など)は、費用対効果が高い傾向にあると感じています。具体的な
富士住建 オプション 価格
は項目や選ぶグレードによって大きく異なるため、詳細な見積もりで確認することが大切です。
- QEVコンセントは、富士住建の標準仕様に含まれますか?
- A
EVコンセント
は、ピクチャーレール、妻飾り、ニッチ飾り棚の中から一つを選べる標準装備
の一つとして選択できます