毎日使う洗面台だからこそ、後悔のない選び方をしたいと考えていますよね。
富士住建では洗面化粧台が2台標準で設置されますが、TOTOとLIXIL(INAX)のどちらを選ぶか、また差額で人気のアイカ工業スマートサニタリーなども採用できるため、あなたの家族に最適な選択が求められます。

富士住建の洗面台はTOTOとLIXILどちらを選べばいい?造作風洗面台も気になるけど実際どうなの?

この記事では、あなたの悩みを解決し、納得のいく洗面台選びを徹底サポートします。
富士住建の洗面化粧台は標準仕様で2つ!
富士住建の洗面化粧台はメイン1台とサブ1台が標準仕様です。洗面台は、その他の設備と比べると、豪華というわけではなく、いたって普通のグレードです。その代わり、2台が標準仕様という形になっています。
2台目の洗面は、玄関前に設置する、ただいま手洗いや2階のトイレ周辺の手洗い設備として設置することができます。
※2台目の洗面化粧台は、平屋・28坪未満はオプションとなります。




洗面化粧台が2台も標準なのは嬉しいけど、我が家の場合は本当に2台必要かな?

家族構成や生活スタイルに合わせて最適な設置場所や機能を選び、それぞれの洗面台を有効に活用するのが大切です。
富士住建の洗面化粧台はTOTOとLIXIL(INAX)から選ぶ
富士住建の洗面化粧台はTOTOとLIXIL(INAX)から選ぶことができます。
- LIXIL(INAX)
- リクシルオリジナル洗面化粧台 間口900 二種類
- 手洗いキャビネット キャパシア/ 洗髪洗面化粧台 オフト
- TOTO
- オクターブ
- Vシリーズ
メーカーを選ぶ形でメインの洗面化粧台とサブの洗面化粧台の2台が標準仕様となっています。
TOTO
オクターブ

- すべり台ボウル/エアインシャワー
- クリーントレイ
- スウィング三面鏡(LED)
- 3wayキャビネットタイプ・体重計収納付き
Vシリーズ

オプション(TOTO)

- 洗面台を大きくできる
- オプションのトールキャビネット
- ウォールキャビネット
- 自動水栓・きれい除菌水
- 手元照明
LIXIL(INAX)
リクシルオリジナル洗面化粧台 間口900 二種類
これらの洗面化粧台は、一般的な洗面ボウルよりも広々としたサイズ感で、洗顔や手洗い、部分洗いにゆとりの空間を提供します。
小物収納「ミニパタくん」や「収納キャビネット」といった機能が備わり、ごちゃつきがちな洗面周りを整理整頓する手助けをします。
- タッチレス水栓「ナビッシュ」選択可: 手をかざすだけで水が出て衛生的
- 小物収納「ミニパタくん」: ヘアピンやゴム紐などをきれいに整理
- 収納キャビネット: フルスライドタイプで大容量、奥までたっぷり収納

間口900mmで二種類もあると、どちらを選べばいいか迷いますね

ご自身の家族のライフスタイルと収納ニーズに合うタイプを選びましょう


- タッチレス水栓
- ベースキャビネット
- 新てまなし排水口
手洗いキャビネット キャパシア/ 洗髪洗面化粧台 オフト
LIXILが提供する「手洗いキャビネット キャパシア」は、コンパクトなスペースに設置できる手洗い器と収納を兼ね備えた製品です。
一方「洗髪洗面化粧台 オフト」は、洗髪機能に特化した大きなボウルとシンプルなデザインが特徴の洗面化粧台です。
キャパシアは、例えば玄関横やリビングの一角に幅300mm程度のスペースがあれば設置が可能で、来客時や帰宅後の手洗いに重宝します。
オフトは、深さのあるボウルと水はねしにくい水栓位置で、毎日の洗顔や洗髪が楽に行えます。
| 製品名 | メリット |
|---|---|
| キャパシア | コンパクト設置が可能、サブ洗面台としての活用、収納力確保 |
| オフト | 広々とした洗髪ボウル、日常の洗顔や手洗いのしやすさ、シンプルなデザイン |

オプション(LIXIL)

- 周辺キャビネット
- カウンター高調整
- 洗面台を大きくする
- 単水自動水栓・温水自動水栓
洗面化粧台をおしゃれにしたい・広くしたい場合
富士住建の標準の洗面化粧台では、希望通りにできないという方もいらっしゃると思います。もっと洗面化粧台をおしゃれにしたい・広くする方法を紹介します。
洗面化粧台の隣にカウンターを設置する
標準の洗面化粧台の隣に造作のカウンターを設置することで、安価にメイクスペース等のついた洗面室に仕上げることができます。

私のように朝の忙しい時間、家族で同時に洗面所を使いたい方にとって、このスペースは非常に価値があると感じています。
例えば、化粧品を広げたり、洗濯物を一時的に置いたり、ドライヤーを使用する際にもゆとりが生まれます。
たった30cmでもカウンターがあれば、作業効率が大きく変わるものです。

カウンターがあると、朝の準備がスムーズになるって本当かしら?

そうなんです、同時に使えるスペースが増え、身支度が楽になりますよ
アイカ工業スマートサニタリー等の他社製を採用する
TOTOやLIXIL(INAX)の標準外の洗面化粧台やその他メーカーの洗面化粧台を採用するということも可能です。
例えば、アイカ工業の
- スマートサニタリー
- スマートサニタリーu
- スタイリッシュカウンター

などの造作風洗面化粧台は富士住建の注文住宅でもよく採用されており、差額対応で設置することができます。アイカ工業といえば、ジョリパットなどの塗り壁でも有名な建材メーカーになります。
インスタグラムなどでもおしゃれな洗面化粧台として取り上げられていることが多く、人気の製品になります。
TOTOやLIXIL(INAX)の標準外の洗面化粧台やその他メーカーの洗面化粧台も採用できると思いますが、富士住建は、アイカ工業の洗面化粧台がかなりお得に採用が出来るので、営業担当さんからおすすめされることが多いと思います。
富士住建の洗面化粧台の周辺設備の標準仕様
富士住建の洗面化粧台は、その周辺設備も標準仕様で充実しています。
どのような設備があるのか、確認しましょう。
洗濯防水パン
洗面室・脱衣室に置かれる洗濯機の防水パンも富士住建では標準仕様になっています。

換気設備
洗面所用として、24時間換気機能付きパイプ用ファン(排気) 温感センサータイプが標準搭載されます。図面で設置場所をきちんと確認しましょう。

床材
洗面室の床材は、ウッドワンのオレフィンシートフロア(コンビットリアージュ 石目柄)、もしくは、クッションフロアから選択することになります。
両者の違いは合板のフローリングであるか、ビニールであるかになります。どちらも水に強いという特徴はあります。
耐久性などは傷にも強いオレフィンシートフロアが良いですが、デザインが豊富なのはクッションフロアです。もともとの価格が高くコスパが良いのはオレフィンシートフロアになります。

手すり
富士住建では、脱衣室(お風呂前)には手すりが標準仕様でつきます。図面で見落としがちなポイントなので注意しましょう。
タオルリング
洗面化粧台向けのタオルリングも付属します。設置場所にこだわりがある方は指定を忘れないようにしましょう。
富士住建の洗面化粧台周辺のオプション
乾太くん
洗面化粧台とは直接関係はありませんが、洗面室、脱衣室周辺に採用されることが多いのが “乾太くん” です。乾太くんはガス乾燥機で、洗濯物が1時間程度で乾き、ふんわり仕上がるという特徴があります。
特に子育て中のご家庭や共働き世帯には、毎日3人以上の洗濯物を乾燥させる手間を大幅に減らせるため、絶大な支持を得ています。
富士住建でも乾太くんの採用は多そうで、富士住建のショールームにも乾太くんが置かれていて、実物を見ることができます。注意点は乾太くんはガスを利用するため、ガスを引く必要がある点です。オール電化を検討している方は要注意になります。

乾太くん、すごく気になっているけれど、本当に使いやすいのかな?ガス乾燥って聞くとちょっと心配です。

洗濯物のストレスを減らして、毎日の暮らしを豊かにしてくれる画期的な乾燥機です。
導入によるメリットは、以下の通りです。
| メリット | 説明 |
|---|---|
| 乾燥時間の短縮 | 約5kgの洗濯物を52分で乾燥 |
| 家事負担の軽減 | 干す・取り込む作業が不要 |
| 生乾き臭の解消 | 高温乾燥で雑菌の繁殖を抑制 |
| ふんわり仕上げ | 大風量でシワを伸ばし、繊維の奥まで乾燥 |
| 設置の自由度 | 洗面脱衣所の他、ランドリールームなど様々な場所に設置可能 |
乾太くんの導入は、洗濯物の家事負担を軽減し、乾燥時間や天候に左右されない快適な暮らしをあなたにもたらしてくれるはずです。
富士住建の洗面化粧台のおすすめは?選び方!
タッチレス水栓
水栓を汚れている手で触らなくて良いタッチレス水栓を採用したい場合は、リクシルオリジナル洗面化粧台は、追加料金無しの標準搭載となっています。
ただし、TOTOのオクターブにも自動水栓のオプションがあるので、お金をかけても良いという方は、TOTOでも対応できます。
ただいま手洗い
玄関から帰ってすぐの「ただいま手洗い」の設置を考えているなら、LIXILのサブ洗面台である “手洗いキャビネット キャパシア” が採用できそうです。それ以外は、いかにも洗面化粧台という見た目なので、玄関先に置くには少し間取りの工夫が必要になるかもしれません。
デザイン・色で選ぶ
洗面化粧台はTOTOもLIXILも標準仕様に大きな差はないので、やっぱり最後の決め手は色やデザインになります。注文住宅なので、自分たちの好きな色やデザインを選びましょう。
トイレと合わせて選ぶ
後述しますが、富士住建の場合、洗面化粧台とトイレは同じメーカーの採用が基本なので、洗面台がどうしても決められないという方は、まずはトイレから決めるというのも良いかもしれません。
富士住建の洗面化粧台の標準仕様の注意点
2つの洗面化粧台は同じメーカーで
2つの洗面化粧台は同じメーカーから選ぶ必要があります。TOTOから1台、LIXIL(INAX)から1台選ぶということはできなくなっています。
洗面化粧台とトイレは同じメーカーで
富士住建の洗面化粧台の標準仕様の大きな注意点は、洗面化粧台とトイレは同じメーカーにする必要があるという点です。
洗面化粧台を1台に減らすことはできる?
洗面化粧台を1台に減らすということは可能ですが、その分減額されるということはないので注意が必要です。
洗面化粧台メーカーのショールームは行くべき?
富士住建のショールルームにも洗面化粧台のサンプルは置かれているので、洗面化粧台選びにこだわりが少ない方はそちらで十分です。
メーカーのショールームに行く場合、トイレ、洗面、お風呂でそれぞれTOTOとLIXIL(INAX)が標準仕様として採用されているので、これら他の設備と合わせてショールームに訪問するのが効率が良いでしょう。
アイカ工業の造作風洗面化粧台を採用する場合は、富士住建にはサンプル等はないので、アイカ工業のショールームに訪問することをおすすめします。
まとめ
富士住建の洗面化粧台選びは、単なる機能選択ではなく、あなたの家族のライフスタイルに合わせた理想の空間を創る重要なステップです。
これらのポイントを参考に、ご家族にとって最適な洗面化粧台を選び、富士住建での家づくりをさらに充実させてください。

